ABEMAの恋愛リアリティショー『今日、好きになりました。』(通称:今日好き)。
日本の女子中高生の3人に1人は見ていると言われるほどの圧倒的な支持を得ており、ティーンカルチャーの最先端を走り続けています。
しかし、その一方でGoogle検索やYahoo!知恵袋を見ると、「今日好き 何が面白い」「ばからしい」「やらせでしょ?」といった冷ややかな意見や、アンチによる辛辣なコメントも散見されます。
これから見ようと思っている方や、大人の視聴者からすれば、「一体何がそんなに若者を惹きつけているの?」と不思議に思うのも無理はありません。
結論から言えば、『今日好き』が面白い理由は、「キラキラした青春の共感」と「ドロドロした人間関係の修羅場」という、相反する2つの要素が絶妙なバランスで共存しているからです。
単なる恋愛番組ではなく、現代の高校生のリアルな生態系や、SNS社会の縮図を見ることができるドキュメンタリーとしても機能しています。
この記事では、ファンが熱狂する「エモい」魅力と、アンチが指摘する「嫌い」な要素の両面を徹底分析し、なぜこの番組がこれほどまでに中毒性があるのか、その正体を明らかにします。
この記事のポイント
- 「2泊3日」という極限状態が生む、嘘のない焦りと涙が視聴者の心を揺さぶる
- 「ばからしい」と言われる設定こそが、逆にツッコミどころとしてのエンタメ性を高めている
- 出演者は「売名」目的だとしても、そこからスターが生まれる過程を見る楽しさがある
- 性格が悪いと言われるメンバーや炎上騒動も含めて、一つの物語として消費されている
今日好きは何が面白い?知恵袋の批判と熱狂的な人気の秘密

ネット上の掲示板や知恵袋には、「今日好きの良さが分からない」「見ていて恥ずかしくなる」という声があります。
しかし、そういった批判的な意見こそが、逆説的にこの番組の「面白さ」を証明しています。ここでは、ポジティブ・ネガティブ両面から番組の構造を解き明かします。
結論:リアルな「共感」とドラマチックな「修羅場」のギャップ
『今日好き』の面白さの核は、「圧倒的な映像美の中で繰り広げられる、泥臭い人間ドラマ」にあります。
画面上では、沖縄の青い海や海外のリゾート地を背景に、制服を着た美男美女がデートをしています。まるでミュージックビデオのような「エモい」世界観です。
しかし、そこで交わされる会話や駆け引きは、非常に生々しいものです。
- 「私と話してるのに、なんであの子の方を見るの?」という嫉妬
- 「第一印象から変わりました」と急に心変わりする残酷さ
- 親友と同じ人を好きになってしまった時の葛藤
視聴者は、美しい映像に癒やされつつ、胃がキリキリするような人間関係のトラブルを覗き見ることができます。
「自分もこんな青春送りたかった」という憧れ(共感)と、「うわ、この展開最悪!」という野次馬根性(修羅場)。この2つの感情を同時に刺激されるため、一度見始めると止まらなくなるのです。
「ばからしい」「ゴミ」という辛辣なアンチ意見があるのはなぜ?

一方で、検索候補に「ゴミ」「ばからしい」といった過激な言葉が出るのはなぜでしょうか。
主な理由は以下の3点に集約されます。
- 成立してもすぐ別れる:「運命の恋を見つけた」と感動的に終わっても、放送終了後1ヶ月もしないうちに破局報告が出ることが多々あります。これに対し、「あの涙はなんだったの?」「茶番だ」と感じる人が一定数います。
- あざとい演出・編集:特定のメンバーを悪者に仕立て上げるような編集や、あからさまな「モテ仕草」があざとく見え、嫌悪感を抱くケースです。
- 量産型の参加者:「みんな同じような髪型やメイク」「会話の中身が薄い」といった、ステレオタイプな高校生像に対する批判です。
しかし、実はこの「ツッコミどころ」こそが、SNS時代のコンテンツとしては強力な武器になります。
「すぐ別れるじゃん!」とX(旧Twitter)でツッコミを入れたり、「あの子の性格キツすぎない?」と友人と語り合ったりすることで、番組は放送外でも盛り上がり続けます。
つまり、アンチ意見も含めてすべてが「話題(バズ)」として消費される構造になっているのです。
今日好きは何目的?売名やビジネス疑惑を超えたスター発掘システム
「どうせ売名目的でしょ?」という意見もよく聞かれます。
確かに、出演者の多くは芸能事務所に所属しており、番組出演をきっかけにインフルエンサーとして知名度を上げたいという目的(野心)を持っています。
ですが、視聴者側もそれを理解した上で楽しんでいる節があります。
現在のエンタメ業界において、『今日好き』は「令和のスター発掘システム(登竜門)」として機能しています。
- 中町綾:YouTuberとして大ブレイク。
- 重川茉弥(まやりん):10代ママとして若者のカリスマに。
- 山下幸輝:俳優としてゴールデン帯のドラマに出演。
彼らのように、番組を卒業した後に大スターになるケースが増えています。
「この子は将来化けるかも」「私の推しが有名になっていく」という、アイドル育成ゲームのような楽しみ方ができるのも、『今日好き』の大きな魅力です。
「売名上等、実力でのし上がってみろ」というスタンスで見ると、ギラギラした高校生たちの姿勢が逆に頼もしく見えてくるはずです。
どの層に人気?中高生だけでなく大人もハマる「推し活」心理
メインの視聴者層は女子中高生(F1層)ですが、最近では20代〜30代、さらには親世代の視聴者も増えています。
大人がハマる理由は、「失われた青春の追体験」と「親心」です。
「自分の高校時代はこんなに華やかじゃなかった」というコンプレックスを埋めるために見る人もいれば、「頑張れ!そこで諦めるな!」と、部活の試合を応援するような気持ちで見る人もいます。
特定のメンバーを「推し」として応援する推し活文化が定着しているため、年齢に関係なく、キャラクターに感情移入できる人がハマっています。
結局【今日好き】は何が面白い?おすすめの神回やメンバーの魅力

理屈はさておき、具体的にどのシーズンを見ればその面白さが分かるのでしょうか。
「ニワカ」を卒業し、沼にハマるためのおすすめポイントや、語り継がれる「神回」を紹介します。
今日好きは何編が面白い?一番人気と言われるシーズンの特徴
「今日好き編で一番人気なのは?」という質問に対して、ファンの間で必ず名前が挙がる「神シーズン」があります。
| シーズン名 | 特徴・面白い理由 |
|---|---|
| ハワイ編 | 「しゅん&まや」という伝説のカップルが誕生した回。重川茉弥さんの伝説の始まりであり、ドラマチックな展開が多い。 |
| グアム編 | 「卒業編」へと続く重要な物語が含まれており、涙なしでは見られない感動回。失恋の切なさが際立つ。 |
| 青い春編 | コロナ禍で制限がある中で行われたが、メンバーのキャラが非常に濃く、個性が光っていた回。 |
| 夏休み編 | 毎年7月〜8月に放送される夏休み編は、メンバーも多く旅の期間も長いため、間違いなく盛り上がる鉄板コンテンツ。 |
初めて見るなら、まずは直近の「夏休み編」か、伝説の「ハワイ編」から入るのがおすすめです。そこには『今日好き』のエッセンスが全て詰まっています。
「性格悪い」もエンタメ?りほ炎上など人間関係のドロドロを楽しむ
検索ワードにある「今日好き 性格 悪い ランキング」や「りほ 炎上」などは、番組がいかに人間関係の闇を描いているかを物語っています。
過去には、ライバルの女子を牽制したり、男子の前でだけ態度を変えたりするメンバーが「性格が悪い」と大炎上しました。
しかし、ドラマや映画に「悪役(ヒール)」が必要なように、リアリティショーにもトラブルメーカーは不可欠です。
彼女たちがかき回すからこそ、一途に想い続ける健気な子の存在が際立ち、視聴者は「あの子を守ってあげたい!」と熱くなります。
炎上やアンチスレが立つほどの行動も、番組全体で見れば「面白さ」を加速させるスパイスになっているのです。
ひな・きんご・おとは等「推し」が見つかるキャラの宝庫

『今日好き』が飽きられないのは、次々と現れる個性的なキャラクターのおかげです。
- ひな(野咲美優):圧倒的なビジュアルと、少し不器用な恋愛模様で多くのファンを魅了。
- きんご(内田金吾):ムードメーカーとして場を盛り上げつつ、真剣な表情も見せるギャップが人気。
- おとは(江戸越愛):「おとは今日好き」で検索されるほど、その個性が注目されたメンバー。
「クラスに一人はこういう子いたよね」という共感できるタイプから、「こんな高校生見たことない!」というスター性のあるタイプまで、人材のバリエーションが豊富です。
「今日の今日好き」で検索して、最新話に出ているメンバーの中から自分だけの「推し」を見つける作業は、宝探しのようなワクワク感があります。
「好きすぎて」等の主題歌や演出がエモい!音楽の影響力
最後に触れたいのが、「音楽」と「演出」の力です。
『今日好き』といえば、Mrs. GREEN APPLEの「点描の唄」や「ブルーアンビエンス」、あるいは「好きすぎて」というフレーズが印象的な挿入歌など、選曲のセンスが抜群です。
告白前の緊張感漂うシーンで、歌詞がリンクする曲が流れると、視聴者の感情は最高潮に達します。
「今日の空が一番好き」というような青春を感じさせる美しい映像カットと音楽の融合は、もはや一つの芸術作品です。
「ストーリーはともかく、曲と映像がエモいから見る」という、MV感覚の視聴者も少なくありません。
まとめ:今日好きは何が面白い?青春の輝きと裏側を総括
『今日好き』の面白さについて、様々な角度から解説しました。
-
- 共感と修羅場:「エモい」青春と「ドロドロ」した人間関係のハイブリッドが中毒性を生む。
- アンチも養分:「ばからしい」というツッコミや炎上も、SNSで拡散されるための重要な要素。
- スターの原石:売名だとしても、そこから未来のスターが生まれる過程を見る楽しみがある。
- 神回と音楽:ハワイ編などの名作や、Mrs. GREEN APPLEなどの楽曲が世界観を底上げしている。
もしあなたが「何が面白いの?」と疑っているなら、一度だけ騙されたと思って最新話を見てみてください。
そこに映っているのは、台本のあるドラマよりも遥かに予測不能で、残酷で、そして美しい10代のリアルな感情です。
気づいた時には、あなたも「来週はどうなるの!?」と画面に釘付けになっているかもしれません。

